まだ「海を暖める原因」まで言っていないが、今日(2014.02.24)の日経朝刊に無視できない記事が載っていた。
下の記事である。
そう結論した理由がチェルノブィリで観察された結果だというのである。
この説を採ると、福島県ではもともと子供の甲状腺がんの発生率が高く、今回たまたま高性能機器の使用で発見されたことになる。しかしそうすると、いままで発生していたがんは子供が大人になる過程で消えていたことになる。大人の甲状腺がんが福島県で他所より高かったとは聞いていいない。
ちょっと考えれば分かるような拙劣な理由付けで原発の影響を否定しようとする環境省と福島県立医大、これを見過ごしてはいけない。