2017年2月28日火曜日

見えない福島の廃炉の方向性 17-2-1

日経新聞2017年2月28日付朝刊一面の記事。
”消えた「低廉」の2文字”の見出しがが目を惹く。
記事中では、原発を受け入れている地元の首長に宛てて政府が出す再稼働の要請書から「低廉」の2文字が消えたことを伝えている。
これまで、火力発電よりも安いと強弁して来た政府が遂に原発の高コスト体質を認めたことが示されている。
ただこの記事の残念なことは、火力発電が原発よりも地球温暖化の作用が強いという従来の主張に捉われている点である。
これまで私が調べてきた内容からは、温暖化の原因を二酸化炭素が主であるとするIPCCの説にはいくつかおかしな点がある。むしろ、海の温暖化や熱の直接排出がどの程度温暖化に影響しているかの評価が無視されている点を重視しなければならない。
海の温暖化に関しては、原発の影響は決して無視できない。
この1年間、他の用件に追われてこのブログの更新をさぼって来たが、がんばって遅れを取り戻したい。










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