ですます調はどうも文章が書きづらいので、今回から変えます。
前の投稿では、日本近海での海水面の温度上昇を示した気象庁のデータを下記に紹介したが、
前の投稿では、日本近海での海水面の温度上昇を示した気象庁のデータを下記に紹介したが、
さらに他の地域、ヨーロッパ近海、北大西洋の海水面の温度上昇も調べてみた。
見つかったのは”European Environment
Agency”のサイト(下記)で、
その中の下記のURLにあった。
掲載されていた図は、コンパクトにまとめられていたので、下に引用する。
北大西洋については、気象庁の下記サイトにも載っており、上の図と厳密には一致しないが、移動平均のとり方の違いであろう。
気象庁でも全球平均の平年差の推移の図が載っており、やはり上の図と異なっている。
ヨーロッパの方が移動平均をとる年数が長いのであろう。サイトの中に説明があったかも知れないが見つけられなかった。
図で顕著に示されているのが、バルト海と北海の温度が1970年代前半から1982年頃まで急激に下がったあと今度は急激に上昇している点である。地中海もこれほど顕著ではないが、同様の経過が見て取れる。北大西洋は1950年代後半の高温期から一旦下がった後1970年頃から上昇し始め、1990年頃から上昇のペースがやや上がっている。 黒海は、1940年頃と1960年代後半に大きな上昇が見られ、1990年頃からは地中海と似た推移をたどっている。
1回に余り長く書くと息切れするので・・、<続く>