二酸化炭素が地球温暖化の主因であるとする説に疑問を持ち始めたのは、福島の原発事故からです。
直接のきっかけは、原発に依存せず再生可能エネルギーだけでどこまで電力を賄えるのか調べ始める中で、原発は発電効率が他の火力などに比べて相当劣り、エネルギーの2/3を海に(日本の場合)捨てていることを知った事です。
それ以前は、二酸化炭素地球温暖化主犯説を素直に信じていました。ただその中でも、二酸化炭素の発生と同時に出た熱は何処へ行くのか、地球温暖化に全く影響していないのか、漠然と疑問は持っていました。(この数十年間本当に温暖化しているのかどうかについてはいろいろな説がありますが、それについてはもう少し先で触れる予定です。)
現在のIPCCが描くところの二酸化炭素温暖化主因説ではこの燃焼過程から排出された熱と地球温暖化との関係は語られていません。
しかし海水面の温度は、2012年までのおよそ100年間で、世界全体での平均では+0.51℃、日本近海では+0.63℃~+1.72℃(平均で+1.08℃)上昇しています。
(気象庁のページより。)
日本の陸上での気温上昇を上回っている海域もあり、二酸化炭素が大気を暖め、その影響で海水面の温度も上昇したと考えるには無理があります。
<続く>
0 件のコメント:
コメントを投稿